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続きです
クラスの誰も、こんな経験はしていないだろうし、これからもすることはないはずだ。
友達の中にはフェラチオの経験のある者もいたが、まさか自分のペニスの味を知る者はいないだろうし、まして、切り落として食したのは絶対にいない。
噛むごとに、海綿体に浸透した汁が溢れだし、口の中を赤く染める。
こんなふうに縦に切って、こんなふうに噛んじゃったら、ぐちゃぐちゃになって、もう絶対に治すことなんてできないよね…。
そう改めて思い、そしてそれを飲み込んだ。
喉を通り、胃袋の中へと潜ってゆく感覚が、いつもよりも強烈に感じる。こんなにも飲み下すことが強く感じるなんて初めてのことだ。
一呼吸を置いて少年はフォークを返してきた。
フォークを受け取ると、残されたもう一方の片割れを突き刺して皿のスープからすくい上げる。
自分にしてもこんなものを見るのは初めてだ。滅多にない機会であるし、切り裂いた面をよく見てみることにした。
体液にまみれてはいるものの、慎重に縦に切ったので、きれいに尿道にそって切断されていることがわかる。
解剖図解などでペニスの輪切りは見たことがあるが、これは実物、しかも年端のはかない少年のものだ。
しかも解剖するべくしたしたものではないので切断面はきれいではない。だからそうした解剖図とは違って、鮮明にその内部の様子を見ることはできない。
だがそれでも、しぼんではいるものの、どこが静脈であり、どこが海面体なのかは窺い知ることができる。
この一つ一つに、さっきまで少年の血液が流れていたのだ。
ひとしきり人体解剖標本のそれを眺め、自分も少年がしたのと同じようにそれを口へと運んでいった。
今見たものはたぶん、一生忘れることはないだろう。そしてそれは、少年にとっても本望なはずだ。自らの一生との代価として用意したこの食卓を忘れるなんて、そんな奴はとんでもない。
少年自身の味を噛み締め、そしてその味も絶対に忘れることが無いように心に刻み、飲み込んだ。
これは間違い無く、おいしい。それはそうだ。年端のいかない少年が、我が身を掛けた料理がまずいわけがない。フェラチオでペニスを味わうなどよりも、ずっと、ずっと。
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